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血液検査の種類 CRP

免疫血清学的検査に、CRPという検査があり、近年、CRPの検査を受ける人が増えています。CRPは、もともとは、肺炎球菌という肺炎を起こす菌により炎症が起こる、組織が破壊される、といったことがあると、C−多糖体に反応する蛋白が血液中に出現することから、C−反応性蛋白(CRP)と呼ばれていました。現在では、肺炎以外の炎症や組織破壊でも、血液中にC−多糖体が増加することが分かり、炎症や組織障害の存在を調べるのに、測定されるようになりました。

炎症性疾患がある場合は、炎症や組織破壊の程度が大きいほど、CRPは、高値になります。CRPが上昇するには、様々な理由があります。

●0〜2mg/dl:妊娠・喫煙・急性虫垂炎
●0〜10mg/dl:悪性腫瘍・心筋梗塞・心不全・サルコイドーシス・潰瘍性大腸炎・クローン病
●2mg/dl〜20mg/dl:慢性関節リウマチ・急性膵炎・細菌感染症・術後・外傷
●20mg/dl以上:肺炎・敗血症・血管炎

高値を示す疾患として、“敗血症”“肺炎”“膿胸”“結核”“細菌性心内膜炎”“腎盂腎炎”“胆嚢炎”“髄膜炎”が挙げられます。しかし、CRPの検査だけでは、病気の識別はできません。

CRPは、病気の治療の経過をみる、治療の予後をみるときには、欠かせない検査です。重症度や程度、変化などが分かるので、CRPの検査は、診察する上で、大切になります。また、微熱が続く患者には、その他の症状が認められない場合、CRP検査により、器質的疾患があるかどうかを調べることもあります。

CRPの正常値は、0.6mg/dl未満です。CRPの結果が、高値だった場合は、しっかりと精密検査をする必要が出てきます。病気によっては、早期発見により、助かる命もあります。その後の治療の方針も決まりやすくなります。





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